前回のつづきになります。
お義母さんと同居するため、お義母さんの家の建て替えを計画しましたが、こちらの希望内容と見積り金額との折り合いがつかなかったので、新築をあきらめてリノベーションすることにしました。

今回は、もしかしたら大きな失敗をしていたかもしれない出来事についてお話ししたいと思います。
リフォームとリノベーションの違い

リフォームとリノベーションって何がちがうの?
つまり工事の規模によって違うようですね。
なので、リフォームの方がリノベーションよりも工期が短く、コストも安くすみます。
私としてはリフォームでもいいと思っていましたが、築50年ということもあって耐震・断熱などを踏まえたリノベーションをおこなうことにしました。
次は何も考えずにハウスメーカー任せにしてはいけませんよ!という話です。
事前に確認しておくべきこと
ハウスメーカーと事前に確認しておくべきことについてです。
私が無知であったせいで、危く大失敗するところでした。
すべては己の無知が悪いのですが、以下の項目について家を建てる(リノベーションする)ときに必ず出てくる話なのでハウスメーカーにはきちんと確認と説明をしてもらいたいですね。
地方公共団体における住宅リフォーム支援制度は確認しておいた方がいいです。
私のときは、ハウスメーカーの担当はこの件について一切話をしませんでした。
私が「○○市の補助金制度とかないの?」と聞いたら…
担当は「私は○○市に住んでいないのでわかりません」というではないか!



は?
このときは正直、頭にきたよ!
結局、私が調べて担当に教えてあげたんだけどね…
「この規模のリフォームですと○○市の✕✕支援制度が受けれそうなので申請してみますか?」とか言ってくれれば、「お!さすが頼りになるね。あなたに任せておけば安心だよ」となるのにねぇ…
住宅の支援制度はハウスメーカーじゃないと分からないことが多いので、自分が行うリフォームやリノベーションが補助金の対象になるのかどうかをハウスメーカーと打ち合わせをして、ハウスメーカーに対応してもらいましょう!


そして今回いちばん慌てたのが贈与税!
最初の見積りのとき、担当に「他にかかる費用とかないですか?税金関係とか?」と尋ねたんだけど、そのときの担当の返事は「ないです」とあっさり…(担当は家づくりにかかる税金のことだけを言ったんだろうけど、それなりの見積り金額を出してきているのだから、家づくりには贈与税の話はつきものだと思うが…)



ふ~ん、そうなんだ
ところが!
家の解体まじかになって、『リフォームでの贈与税に注意』と書いてある記事をたまたま読んでビックリ!
- 現在、土地と建物はお義母さんの名義
- リノベーションにかかる資金は私が約8割、お義母さんが約2割ほど
このままだとお義母さんに私が贈与したことになってお義母さんに贈与税がかかるじゃないか!
でも
建物を私の名義にしたら、今度は私がお義母さんから贈与を受けることになる。
う~ん、誰に聞けばいいの~(T_T)
担当か、税務署か、税理士か、司法書士だよね。
担当に聞いてもチンプンカンプンだったので、名義変更のこともあるからと司法書士さんの所へ。
①私とお義母さんで持ち分にする
②『住宅取得等資金の贈与税の非課税処置の特例』制度を利用して妻に生前贈与してもらう
など、いくつかの案を出して、①私とお義母さんの持ち分にすることにしました。
②だと私と妻(資金の贈与)とお義母さん(建物の名義人)で3人の持ち分になるので、かえって複雑になるし、贈与の件で申請する手間もあるということで却下。
そして、借りる金額が少額なので(私からすると少額ではないのだが…)ローンを無担保のリフォームローンにすることにしました。
無事に仮審査が通ったので、これでようやく解体を始めることができます。
とにかくてんやわんやでした(^_^;)
でも何とか着工できそうなので良かったです。
不安は残りますが……
今回の学び


ハウスメーカーに任せっきりにしないこと!
思考停止はダメ!
無知は自分の身を亡ぼす!貪欲に学ぼう!
お付き合いいただき、ありがとうございました

